【多治見市】江戸時代に作られた、貴重なやきものが見られるチャンス! 「やきもの入門―多治見の近世編―」
令和5年2月6日(月)~6月23日(金)まで、多治見市文化財保護センターで、企画展「やきもの入門―多治見の近世編―」が開催されています。令和2年に開催した「やきもの入門―多治見の古代中世編―」に続く、「やきもの入門」第2弾。
多治見を中心に、東濃地域で作られた江戸時代のやきものが紹介されています。
館内入口には、華やかな土雛の展示もされていました。土雛は愛知・岐阜で作られた土製の人形で、4月上旬まで展示予定とのことでした。
館内には、貴重な収蔵品がたくさん展示されています。(写真撮影OK)展示品の中から、一部を抜粋してご紹介したいと思います。
「錆釉布袋徳利」製作地:多治見市域
胴部の一部を窪ませ、三枚型ぬきの布袋像を添付した非常に珍しいとっくり。「色絵製品」江戸時代に作られた陶器が、こんなに綺麗な状態で保存されているとは驚きです。
「染付輪花鉢」慶応3年(1867) 製作地:市之倉
裏面には「慶応三年丁卯孟夏造 市之倉加藤良助」の銘があり、制作年代・作者がはっきりしている作品です。 多治見市の窯分布図(江戸時代)
江戸時代にタイムスリップした気分が味わえる、素敵な企画展。是非ご来館下さい。
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