【多治見市】春の風物詩・各地で開催される陶祖祭とは?金刀比羅神社では餅投げも開催!
多治見市内は春になると「陶祖祭」と呼ばれる多治見や美濃の地で初めて窯を開いた陶工(陶祖)の偉業をたたえる祭りがあり、それに合わせて各地で陶器まつりが開催されます。多治見市内には平野、市之倉、高田、滝呂、笠原に陶祖碑があります(これ以外に小さなものもいくつかあるそうです)。その一つが「金刀比羅(ことひら)神社」。
「金刀比羅神社」があるのは多治見市平野町。小学校の通学路にもなっている長い階段を上ると陶祖碑のある神社にたどり着きます。
立派な神社。春は桜、秋は紅葉と四季の美しい景色を楽しむことができる場所です。今年は例年より若干遅い桜の開花でしたがすでに満開の時期を終え、ところどころで葉桜になっていました。(2025年4月10日撮影)
境内の一番奥にあるのが各陶器の産地で初めて開窯した陶工、または中興の陶工(陶祖)のその偉業をたたえるために建てられた「陶祖碑」。ここ「金刀比羅神社」にある「陶祖碑」は明治35年(1902年)に建てられ、美濃で一番古い陶祖碑と言われています。
もっと多くの人に「陶祖祭」を知ってもらいたい!ということで、今年も陶祖祭にあわせて「陶祖祭 餅投げ」を開催します。
陶祖祭 餅投げ
開催日:2024年4月13日(日)
開催時間:12:00開始(小雨決行)また場所は離れてしまいますが、市之倉町でも「陶の里フェスティバルin市之倉2025」の同時開催として4月12日に「市之倉陶祖祭」の式典が開催されます。
各地で行われる陶祖祭。「金刀比羅神社」は観光地「本町オリベストリート」から歩いて5分ほどの場所。ぜひこの機会に散歩がてら「金刀比羅神社」に行ってみてはいかがでしょうか?
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